昨日、このブログを開始したところですが、そもそもはどこかのブログサイト(Amebaのような)ではじめようかと考えていました。
自宅サーバを運用してはいるものの、回線はNTTフレッツ回線(フレッツ光ネクスト・マンション・光配線方式)で家庭・個人向けの品目ですし、サーバだって停電すれば止まってしまうようなシロモノだから、外部向けサービスなど考えてもいなかったからです。
とはいえ、所詮は個人用ですしそんなにアクセスが増えるとも思えず、当面は問題ないだろうし、問題が起こったらそのとき考えるということで自宅サーバに構築することとしました。ブログの仕組みの理解にも役立つと思いますしね。
自宅サーバのスペックは以下のとおり。
- OS : Vine Linux 6.1
- CPU : Phenom2 x6 1065T
- メモリ : 16GB
- HD : 3TB x 1, 2TB x 1 , 1TB x1
これも年々、OSのバージョンを上げ、ハードも更新して今の姿です。
たしか初代はVine Linux 1.1、CPUはi486DX2 くらいのスペックだったと思います。VINEにはずっとお世話になってます。
無停止・連続運用というわけではないですが、もう10年以上生き続けています。
臓器移植で内蔵、肉体、脳みそを交換し、脳みその中の記憶までコピーして生き続けているという感じです。
テーマと関係ないですが、人間の思考や記憶が数値化して読み取れるとして、それをコピーした新しい個体は同一人物になってしまうのか、といろいろと考えてしまいます。社会的には区別がつかないんでしょうね。
ブログのwebアプリがどのようなものがあるか、かんたんにググって調べてみたところ、
- WordPress
- MovableType
あたりが出てきました。あまり選定に時間をかけるつもりはなかったので、検索結果が比較的多く、公式日本語サイトも充実していそうなWordPressを選びました。
(このブログを書いている最中に2つを比較した記事を見つけました。こちら。)
WordPress日本語ローカルサイトを訪れると、初期立ち上げまでの情報が一通り揃っていました。
インストールの手順は大まかに以下の通り。公式サイトからのリンク先にわかりやすくまとめてあります。ここをみながらインストールしました。
このサイトに記してあるとおりですが、大まかに以下の手順でのインストール作業となります。
- ダウンロード
- サーバ上で解凍
- MySQLのユーザとDB作成
- 設定ファイルの修正
- apacheのコンテンツ用ディレクトリに移動
- ブラウザでアクセスして初期設定
- 公開
30分程度で導入完了しました。普通に自宅サーバを構築・運用されている方なら、上記の公式サイト情報でかんたんに導入できると思います。
初期設定でユーザ登録すると、すぐにいきなりこんな、きれいな画面ができてしまいます。
ちょっとびっくり。ワクワク感が増します。
導入してみての感想ですが、動きも軽く、非常に使いやすい感じです。使い込めば不満な点も出てきて、結局HTMLソースを直接いじる、なんてことにもなるかもしれませんが、記録を残す目的では十分です。
また、プラグインが充実していて、スパム対策や、画像キャプチャの取り込みが楽になるツールなど、これらを使いこなすことで便利に使えそうです。
ブログを書く時間を最小にしたい、ものぐさな私にはよい仕組みと言えます。
動作が軽快だと言えば、それこそ10年ほど前に、PHPで動くwebmailを導入したことがありました。動くには動いたんですが、ブラウザでアクセスしてみると、表示が非常に遅く、ボタンをおしても反応や描画に数秒を要するという状態で、使い物にならなかった印象があります。
当時と比べればPCの処理能力が、CPUもメモリ速度もディスクアクセス速度も数百倍~千倍くらいの進化ですから、当たり前といえば当たり前なんですが、隔世の感です。
この記事を書く間にも、画像キャプチャの張り込みやパラグラフ、リストの成形などでいろいろと苦労しました。
楽にする方法を検索していましたが、やはりみなさん、同じようなところで苦労されているんですね。まだ、決定版、という方法が確立しているわけでは無さそうですし、細やかな加工をしようと思えば、HTMLソースをいじれるスキルは必須といった感じです。
有名ブロガーさんのページなどみていると非常に参考になりますね。これから勉強という感じです。
少し楽しみが増えた感じです。
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