超音波式ドライミストで冷却は断念。ミストで我慢?

投げ込み式超音波霧化ユニット M-011 届いた

前回はこちら。

超音波式のドライミストで、ベランダの冷却ができないかと考え、前回注文した、投げ込み式超音波霧化ユニット(M-011)が5/31に届きました。(直販サイトで購入しました)

随分前に届いていましたが、記事にするのをサボっていました。

とりあえず、届いたときの写真を並べます。

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梱包は丁寧

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内容物 本体、ACアダプタ、説明書、保証書です。

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ACアダプタ。24Vですので、通常の電子機器より高めです。

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本体上から撮影。 右寄りの白い丸い領域が霧化ユニットだそうで、通電して水に当たると、霧が発生。 水が無いまま動作させると壊れるそうです。 水が無いと動作しないような安全装置付き。

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本体裏面。

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側面

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ACアダプタと本体の接続部分。 線は長めです。

 投げ込み式霧化ユニットをさっそく水に投げ込み

バケツに水を汲んできて、早速動作させてみました。

白い振動面から水面までがあまり深いとうまく霧化しないようで、5cm程度の深さにしてみました。

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電源ランプは点灯していますが、安全装置が働いて動作はしていません。 投げ込みます。

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水につかると早速霧が!

5cm~10cmくらいの水柱を立てながら、霧が吹き上げます。

霧だけでなく、周囲に結構水が飛び散ります。
バケツの壁の水滴は、この装置が飛ばした水です。

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投げ込んでから10秒くらい経ったところ。

霧はモクモクと沸きますが、重いので下に溜まります。

別の容器での瞬間写真。

右上の丸い玉は飛び散る水玉です。 振動板の直上に水柱も見えます。 水柱の中から、霧が出ているようです。

右上の丸い玉は飛び散る水玉です。
振動板の直上に水柱も見えます。
水柱の中から、霧が出ているようです。

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蚊取り線香の煙のようです。さらっとしていて、重さで下に流れていきます。

メーカーホームページにもありましたが、ファンを併用しないと下に貯まるばかりです。

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というわけで、扇風機。

扇風機の風がバケツの縁に少しあたる程度にセットしてみました。

(レタスの鉢は関係ありません)

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ミストが巻き上がりました。

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消費電力は15W。(料金表示は関係ありません)

ACアダプタをワットモニタに接続して消費電力を測りました。15Wでした。

意外と電気食います。

蚊取り線香の煙のようなドライミスト

霧の中に手を入れてみましたが、確かに濡れることはありません。さらっとして、ひんやりします。

これが愛知万博で使われたドライミストと同じかどうかはわかりません。愛知万博のミストは16μm、この装置は4μmということでさらに水滴が小さいです。

愛知万博のミストより、もっとサラッとしているのかもしれません。

アルミサッシは冷えるか?

目的の1つ、陽光で熱されたアルミサッシを十分冷却することはできるか。

多分、実用的では無いと思います。理由は霧(水)の量。

恐らく温度を下げる効果はあると思われます。ただし、実用レベルで十分温度を下げるためには、霧(水)の量が足りないと思います。体感として測るまでもないという感じ。

アルミサッシ+ガラスの広い範囲をまんべんなく冷やすためには、恐らくこの機械がもっと大量に必要になり、費用が高くつきます。

冷却のための消費電力もバカになりません。1台で15Wですので、10台だと150W。エアコンの消費電力と比較できてしまいそうなレベルです。

以上はあくまで直感です。アルミの塊にファンで霧を当て続ければ、どの程度の冷却効果があるかはざっくり測定できると思いますが、そこまでやる気になれませんでした。

超音波式は、冷却用途は難しそうです。

サッシの冷却は(ドライじゃない)ミストで

サッシの冷却とついでに室内の人肌に触れて涼を得るという一石二鳥狙いでしたが、超音波式ではどちらも得られ無さそうです。

そこで、水道水圧でミストを出すという製品を試してみることにしました。

以下の2点を1個ずつ取り寄せ、使えそうかどうか調べてみます。

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こんな感じで実験してみました。

続きは次回

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